児童の定員割れ
待機児童の問題が騒がれる一方で、実は保育所によっては利用する児童が少なく、定員割れになってしまうこともあるのです。なぜそういったことが起こってしまうのか、保育所の持つ問題点に迫ります。
児童の定員割れの理由とは?
では、どんな保育所が定員割れを起こしてしまうのでしょうか。その理由を解説していきます。
東京都世田谷区の認証園でも定員割れ
待機児童が多いことで知られる東京都世田谷区ですが、認証園で0〜2歳児の327人の欠員が生じました。この背景には、認可園が増えたこと、企業主導型の保育園が一般向けに開放されたことが理由医のようです。
世田谷区に限らず、保育所の需要と供給のミスマッチが起き、定員割れが起きてしまう可能性が生まれてるようです。
都市部と地方での需要の違い
保育園の設置数は、待機児童問題を受けて増え続けています。しかし、保育園が少ないエリアに人口や保育のニーズが集中しており、相変わらず都市部で待機児童が多く、ニーズのないエリアでは定員割れを起こしてしまいます。
児童数が一定のラインを割ってしまえば、閉園や休園になる可能性もあります。
児童の定員割れを防ぐなら委託会社の乗換を検討しよう
児童の定員割れが起こるのは、そのエリアにそれほど需要がなく、児童が集まらないという理由があります。しかしそれだけでなく、保育所に対する保護者の希望を満たせず、空いていても保護者が児童を入れたがらない、というケースも考えられます。
保育サービスや設備を充実させ、特徴のある保育所を企業内保育所として設置することで、「ここに入れたい!」という保護者を集めることができます。魅力ある企業内保育所を作るには、委託会社の乗換えが近道になるのではないでしょうか。
委託会社を乗換えた企業の事例
最後に、委託会社を乗り換えたことで成功した事例をご紹介します。
サービス業某社
課題:数店舗で共有する保育所で、保護者のシフトに対応した保育所が必要。
予約制として、人数に合わせて保育士の配置を変更し、2施設を21名の保育士で対応することで事業所内保育施設を運営しています。
国際親善総合病院様
課題:医師・看護師の採用による人材の確保
医師、看護師は、医療技術の進歩についていけるよう出産後早い段階での復職を望むことが少なくありません。実際に保育施設を設置してから、復職率が上がりました。
某国立大学
課題:留学生から学内の保育所の希望が増えたため、彼らが子どもを預けられる保育所が必要。
入試や学会など、大学全体の予定に臨機応変に対応してもらえることに加え、留学生の利用者がすぐにお迎えにいけることもメリットとなっています。