利用者もオーナーも笑顔になれる 企業内保育所・院内保育所の開設・運営NAVI » 企業内保育所とは 立ち上げ・運営方法を解説 » 企業内保育所を委託する場合の選び方

企業内保育所を委託する場合の選び方

企業内保育所を直接運営した場合、人材の確保や保育の質の担保など、さまざまな課題を解決しなくてはいけません。そのため、外部へ委託したほうがよい場合もありますが、安易に委託会社を選んではいけません。ここでは、委託会社の選び方や、企業内保育所を外部委託するメリットについてご紹介します。

委託する際に確認しておきたいこと

企業内保育所の運営を外部に委託する場合、特に重視しておきたいのがコストです。どの程度のコストがかかるのか事前にチェックするのはもちろん、予算内に収まる提案をしてくれるかどうかも確認しましょう。

かかるコストを確認する

企業内保育所を委託すると少なからずコストが生じます。外部へ委託する以上は仕方がないことですが、委託費用が高いと自社の経営を圧迫してしまうおそれがあります。できるだけ負担が生じないように、あらかじめ確認しておきましょう。

委託費用が極端に安すぎる委託会社も考えものですが、費用が高ければサービス内容・質がよいとも限りません。最初に相場をチェックし、予算の範囲内で適切なサービスを提供している委託会社を選びましょう。複数の委託会社をピックアップし、比較することも重要です。

予算の範囲内のコストに収まるよう提案してくれるか

委託会社の提案が予算内に収まるかどうかもチェックしましょう。企業内保育所は、大きく開設費用と運営費用の2つに分けられます。開設費用は、保育所の設計や施工、美品や設備などの導入にかかる費用です。委託会社が保育所の開設をサポートしてくれる場合もありますが、その分費用がかかります。もし自社で対応できるなら、委託会社に対応可能な範囲を伝え、プランを提案してもらいましょう。

また、運営費用は保育業務や保育士の研修、園児の募集などに関わる費用です。月々のランニングコストになるため、負担が大きくならないように注意しましょう。

委託会社に相談する際は、これら2つの費用について予算の範囲内で提案を受けることが重要です。しっかり見積もりを取っておきましょう。

企業内保育を委託した場合のメリット

企業内保育を外部に委託した場合、企業はさまざまなメリットが得られます。ここからは、企業内保育を外部委託するメリットをご紹介します。

専門的な業務を引き受けてくれる

企業内保育所を外部に委託するメリットは、専門的な業務も引き受けてもらえる点にあります。自社で直接保育所を運営した場合、保育士の採用や育成から保護者対応まで行わなくてはいけません。しかし、保育所の運営ノウハウが不足していると、運営に大きな影響が及ぶ可能性があります。

外部に委託した場合、保育士の育成から保護者のクレームまでワンストップで対応してくれます。インシデントにも対処できますので、リスク分散の観点から見てもメリットがあります。

クオリティの高い保育の担保

保育のクオリティを担保できる点もメリットでしょう。委託会社の多くは、これまでの保育所運営を通して豊富なノウハウを蓄積しています。普段の保育業務はもちろん、突発的なトラブルの対処方法も熟知していますので、質の高い保育サービスを提供することができます。

野外活動のように、自社運営では難しいカリキュラムの提供も可能になります。委託会社によっては、他にも病児・病後児の保育などに対応できるため、サービスを拡充させることも不可能ではありません。

低コストで運営できる

企業内保育を委託した場合、コストを抑えて運営することが可能です。自社で運営した場合は外部委託費用がかからないものの、保育所の運営にかかるコストの大半は人件費のため、人件費が重荷になってしまうケースも珍しくありません。一方、委託会社は人件費を柔軟にコントロールできるため、外部に保育所の運営を委託したほうが経費削減に繋がります。

まとめ

企業内保育所を自社で運営することも不可能ではありません。ただ、保育所運営のノウハウが欠かせないほか、人件費などのランニングコストも考慮する必要があります。もしノウハウがない場合、外部に委託したほうがよいでしょう。ただし、事前に委託費用の相場を調べ、予算に合った提案を受けることが大切です。

当サイトでは、保育所運営を委託できる会社を多数紹介しています。興味がある方はぜひご覧ください。

企業内保育所の開設・運営に
おすすめの委託会社を見る