保育士不足
企業内保育所の運営において、多くの保育所が直面する問題がいくつかあります。そのうちの一つが「保育士不足」。保育士のなり手が少なく、人員確保が難しいために、法的に定められた基準を満たせないことさえあります。
ここでは、企業内保育所の課題である保育士不足について、それに伴うトラブルの事例をご紹介します。
保育士不足の原因とトラブル
なぜ保育士不足が起きてしまうのでしょうか?また保育士が不足すると何が起こるのでしょうか。保育士不足にまつわるトラブルとして、こんなケースが挙げられます。
保護者対応を保育士に任せっきり
保育所に限らず、教育に関わっていると必ず直面するのが保護者対応。クレーム対応などが保育士のストレスになることは明らかで、それを運営側でなく現場の保育士だけで対応するのは難しいところがあります。
一斉に退職してしまう
保育士の不満が解消できず、保育士が一斉に退職してしまうというトラブルが報道されるようになりました。保育園の運営そのものに問題があったり、あるいはパワハラ・セクハラが存在するケースもあります。
こういった状況に陥ると、保育園は閉園や休園を余儀なくされてしまいます。せっかく設置した企業内保育所も機能不全に陥ってしまう恐れがあるのです。
保育の質の低下
保育士が不足すると、保育の質を保てなくなります。子どもへ目が行き届かなくなり、また保育士が頻繁に変わって子どもが不安になってしまうことも。保育の質が低下する悪循環を招くことになります。
保育士不足のトラブルを防ぐなら委託会社の乗換えがお勧め
こういった保育士不足は、日本の保育業界全体が抱える問題ではあります。しかし、きちんとした待遇や管理で人員を維持できる委託会社を選べば問題はありません。
企業内保育所のサービスの質に問題があるなら、委託会社を乗り換えてみてはいかがでしょうか。優秀な委託会社なら、適切な待遇をもって人員を募集し、また離職率を低く保つことで、十分な保育士の数と保育サービスの質を保つことができるはずです。
委託会社を乗り換えた企業の事例
では、最後に委託会社を乗り換えた事例をご紹介しましょう。
大阪市立大学附属病院
課題:院内保育所の充実で全ての教職員の子育て支援を行う
急な病気のときにも病児保育をしてくれるようになり、仕事を休まずに安心して働けるようになりました。
JFEスチール株式会社
課題:ダイバーシティ推進のための女性社員の採用増加のための整備
動線や死角への安全面への配慮が行き届いており、感心しました。
A病院
課題:採用コストの削減
求人広告に「院内保育所(託児所)あり」と記載することで、看護師や医療スタッフの応募者数が40%以上も増加しました。